梅を見に

梅を見に行ってきた。

 

梅園での梅の花見には縁がないと思っていた。

偕楽園とか、月ヶ瀬とか、湯河原に行くのは無理。

 

ところが思わぬ身近なところに素晴らしい梅園があることを知ったのは2年前。

満開の梅が連なるのを初めて見たときは、もう驚きでいっぱいだった。

香りも良い。

 

同じ梅園に行ったのだが、今年は開花が早かったのか、盛りは過ぎていたのがちょっと残念。それでも見事だ。

2024年の梅

 

ちゃお!

20年以上前のこと。

駅で待ち合わせをして、昼食時間となった。さて、どこで食べるかという段になって、私には情けないことに店の心当たりがない。

結婚後、外食はほとんどしてこなかった。

相手にお任せで、行ったのは、あんかけスパゲティの店。

店の外には客が並んでいた。人気店なのだ。

 

私の頭の中は「餡???」「あんかけ???」「「スパゲティ???」

 

何もわからず、相手とおなじものを注文。

おいしかった!

知らないことが多すぎる。

 

 

 

仙台旅行(伊坂沼の記)

仙台に行くチャンスが来たときには、飛びついた。「マリアビートル」探求である。

震災から2年ほど経っていた頃の話。

 

東海道新幹線山陽新幹線しか乗ったことのない私には、東北新幹線のホームで見た鼻を突き合わせた色の異なる車輛は驚きだった。

そうか、だから真莉亜は「こまち」から「はやて」の移動が出来なかったのか。

その頃私は、伊坂幸太郎さんの小説に夢中だった。

小説を読み、映画を観て、また小説を読み直す。今風の表現では、沼にはまっていたのだ。

 

座席に座るのもそこそこに、トイレを覗き、休憩室のようなスペースを捜し、楽しくて仙台まではあっという間だった。当然、何も事件は起こらない。

 

仙台では、藤崎百貨店に行き、エスカレーターに乗る。次は当然エレベータだ。親指で階のボタンを押す。

次は勾当台公園に行き、マンホールをチェック。

ゴールデンスランバー」の世界に浸り、もう嬉しくて嬉しくて、笑いが止まらない。完全に「怪しい人」である。

 

でもちゃんと仙台城にも行ったし、るーぷる仙台というバスに乗って普通の観光もしましたよ。

 

次は、深川で、茂七親分や富勘長屋の世界に浸ろうと計画中。